アブストラクト
| Title | カルバペネム耐性腸内細菌目細菌 (CRE) |
|---|---|
| Subtitle | 特集 AMR対策のためにどう介入する? "とりあえず広域抗菌薬" の減らし方 おさらいしよう! 耐性菌へのアプローチ |
| Authors | 梅村拓巳 |
| Authors (kana) | |
| Organization | 公立陶生病院薬剤部 |
| Journal | 月刊薬事 |
| Volume | 67 |
| Number | 2 |
| Page | 261-265 |
| Year/Month | 2025 / 2 |
| Article | 報告 |
| Publisher | じほう |
| Abstract | 「Key Points」●国内で分離されるカルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)の85%以上はカルバペネマーゼ非産生腸内細菌目細菌(non-CP-CRE)であり, カルバペネマーゼ産生腸内細菌目細菌(CPE)のうち81.6%はIMP型である. ●CPEは薬剤感受性試験のみで見つけ出すのは困難であり, mCIM法やCarba NP testなどにより確認検査を行う. ●non-CP-CREは, 感受性が確認できればβ-ラクタム系薬以外の抗菌薬を単剤または組み合わせて治療することができる. ●CPEのうち国内で頻度の高いIMP型においては, ST合剤, フルオロキノロン系, アミノグリコシド系薬の感受性が維持されやすい. ●non-CP-CREおよびCPEのいずれにおいても非尿路感染症で重症の場合はセフタジジム/アビバクタム, レレバクタム/イミペネム/シラスタチン, セフィデロコルなどの使用が検討される. |
| Practice | 薬学 |
| Keywords |
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