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アブストラクト

Title 04-3 下垂体腺腫
Subtitle 後輩・新人指導にそのまま使える "疾患別 画像のチェックポイント" 付き 看護の根拠がみえる 脳の画像 04 脳腫瘍
Authors 川口奉洋
Authors (kana) かわぐちともひろ
Organization 広南病院脳神経外科医長
Journal ブレインナーシング
Volume 37
Number 1
Page 128-131
Year/Month 2021 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「疾患のおさらい」正常な場合, 下垂体前葉から副腎皮質刺激ホルモン, 成長ホルモン, プロラクチン, 甲状腺刺激ホルモン, 性腺刺激ホルモンが分泌されます. これらを分泌する細胞が腫瘍化すると, ホルモンが必要以上に分泌されるため, ホルモン過剰症状を引き起こします. 成長ホルモン過剰による先端巨大症(高血圧, 手足の容積増大, 顔貌変化など), 副腎皮質刺激ホルモン過剰によるクッシング病(高血圧, 糖尿病, 満月様顔貌, 中心性肥満など)がこれに相当します. このように, 内分泌学的な異常の原因となるものを機能性下垂体腺腫といいます. 一方, 性腺刺激ホルモンを産生する細胞が腫瘍化しても, 内分泌学的な症状を出さないことがほとんどです. これを, 非機能性下垂体腺腫と呼びます. 非機能性下垂体腺腫が上方に増大すると, 視交叉を圧排し, 視力・視野障害をきたすことがあります.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。