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アブストラクト

Title 1 パーキンソン病
Subtitle 後輩・新人指導にそのまま使える "確認テスト" 付き 超図解! 脳神経疾患の治療と看護のポイント 4 神経変性・脱髄疾患
Authors 新川裕樹
Authors (kana) しんかわひろき
Organization トヨタ記念病院 GICU 病棟 看護長 / 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
Journal ブレインナーシング
Volume 37
Number 2
Page 268-271
Year/Month 2021 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「"パーキンソン病"とは」 パーキンソン病は, 脳内の神経伝達物質の1つであるドパミンが, 何らかの原因で減少することによって, 身体がスムーズに動かなくなってしまう病気です. 骨格筋の緊張と運動を不随意的にコントロールする錐体外路系の変性疾患であり, ドパミンを放出する黒質(神経細胞の集合体)の神経細胞に変性が生じます. 黒質の神経細胞はドパミンを伝達物質としており, 末端(神経終末)は運動機能に関与する線条体です. そのため, 線条体のドパミンが著しく減少し, 運動障害や姿勢反射障害を引き起こします. パーキンソン病によるおもな障害は, (1)運動障害, (2)姿勢反射障害, (3)自律神経障害, (4)精神障害です. 運動障害では振戦(細かな震え)が安静時に強く現れるほか, 筋固縮や無動が見られます. 筋固縮とは, 筋肉を受動的に伸展した場合に受ける抵抗の増大をいい, 断続的な抵抗を示すことから歯車様と称されます.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。