アブストラクト
Title | 03 慢性硬膜下血腫 |
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Subtitle | 書き込んで, 読み込んで, 何度でも使える 解剖・疾患・治療 ぜんぶまとめた 保存版 プチセミナー動画を見ながら学べる 脳神経ナースのおうち学習のーと 4章 頭部外傷 |
Authors | 古川健太郎 |
Authors (kana) | ふるかわけんたろう |
Organization | 近畿大学医学部脳神経外科助教 |
Journal | ブレインナーシング |
Volume | 38 |
Number | 1 |
Page | 100-103 |
Year/Month | 2022 / |
Article | 報告 |
Publisher | メディカ出版 |
Abstract | 「病態生理」●軽微な頭部外傷の1〜2カ月後に発症することが多い ●高齢の男性に多いとされており, 人口の高齢化にともない増加傾向にある ●お酒を多く飲む人 (よく転倒するため) にも多い ●頭部打撲歴がない外傷 (転倒など) , 抗凝固薬の使用, がんの硬膜転移なども原因となり得る ●血腫は脳と硬膜の間 (硬膜下腔) に生じる ●血腫は外膜と内膜からなる被膜で包まれており, 茶色〜黒色の液体である 被膜が形成される機序は明らかではない. 外膜からの繰り返す出血と血液の凝固線溶系の異常が, 血腫の増大の要因といわれている 「検査画像での見え方」●CTで硬膜下に三日月型の低〜高吸収の血腫を認める ●MRIでは, T1強調画像, T2強調画像で高信号域を示すことが多い |
Practice | 看護学 |
Keywords |
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参考文献
- 1) 太田富雄総編. 脳神経外科学. 改訂12版. 京都, 金芳堂, 2016, 1919-20.