Title	1 慢性心不全
Subtitle	「見逃してはいけない症状のまとめ」つき 心疾患, 脂質異常症, 糖尿病, がん…… 脳神経ナースに必須の脳以外の疾患の知識と観察点
Authors	地久里公美
Authors (kana)	ちくりくみ
Organization	愛媛大学医学部附属病院ICU師長 / 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
Journal	ブレインナーシング
Volume	38
Number	5
Page	640-644
Year/Month	2022 /
Article	報告
Publisher	メディカ出版
Abstract	「どんな疾患なの?」心不全とは, 心臓のポンプ機能が低下し, 心拍出量の低下や末梢循環不全, 肺や体静脈系のうっ血から呼吸困難, 倦怠感や浮腫が出現あるいは悪化した病態をいいます. 心不全をきたすおもな原因として, (1)虚血性心疾患, 心筋梗塞後, (2)高血圧, (3)心筋症, (4)心臓弁膜症, (5)不整脈, (6)先天性心疾患などがあります. 急性心不全は, 急激に血行動態の悪化をきたす状態に対して, 慢性心不全は, 代償機構が長期間にはたらき, 徐々に血行動態が悪化する状態です. 「どんな治療をするの?」「慢性心不全の悪化因子への治療」悪化因子として, 高血圧・脂質異常症に加え, 肥満・糖尿病, 喫煙, 飲酒があります. 降圧療法, 血糖管理といった薬物療法に加え, 運動療法, 食事療法を行います. 「慢性心不全の悪化因子を抑え込むための生活指導」慢性心不全の悪化を防ぐには, 定期的な運動, 偏った食事をしない, 塩分摂取量の管理, 禁煙・禁酒など生活習慣の改善が重要です.
Practice	看護学
Keywords

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参考文献