~
検索条件をクリア

アブストラクト

Title (4) 脳出血
Subtitle 画像と患者さんの症状, ケアが結びつく! 脳画像で読み解く脳神経疾患 後輩指導にぴったりの超ビジュアルカタログ 2章 症例から読み解く脳の画像 1. 脳血管障害
Authors 水谷あかね, 新堂晃大
Authors (kana) みずたにあかね, しんどうあきひろ
Organization 三重大学脳神経内科
Journal ブレインナーシング
Volume 40
Number 5
Page 763-768
Year/Month 2024 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「症例」「78歳, 女性, Eさん」もともと認知症はありますが, 日常動作は自立していました. 自宅で花に水やりをしていたところ, 突然ふらついてしゃがみ込み, 立ち上がれなくなりました. ろれつが回らず, 身体が左に傾くため, 救急受診しました. 「こんな疾患」脳出血は出血性脳卒中の1つで, 脳内の血管が破れて出血し, 血腫を形成する疾患です. 基本的には突然発症で, 出血に巻き込まれたり, 血腫に圧排されたりして, 神経細胞が障害されることによって神経症状が出現します. おもな原因は高血圧です. 高血圧性脳出血は, 高血圧症などによって脳深部の細い血管の動脈硬化がすすんでくる50〜60歳に好発し, 硬くなった血管に高血圧の負担がかかり血管が破れることで発症します. 一方, 高齢になると, 脳アミロイド血管症によって血管が脆弱になり, 脳表に近い部位(皮質下)で脳出血をきたすことがあります. そのほかの原因としては, 脳動静脈奇形, 血管炎, 外傷などがあります.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。