アブストラクト
Title | ゲルストマン症候群 |
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Subtitle | 患者さんの症状と看護師の悩みにぐぐっとフォーカス! 高次脳機能障害 後輩もナットクの神対応・NG対応 3 読字と書字の障害 column |
Authors | 青山信一 |
Authors (kana) | あおやましんいち |
Organization | 広島国際医療福祉専門学校 作業療法学科 教務主任 |
Journal | ブレインナーシング |
Volume | 40 |
Number | 6 |
Page | 915-918 |
Year/Month | 2024 / |
Article | 報告 |
Publisher | メディカ出版 |
Abstract | 「ゲルストマン症候群とは」ゲルストマン症候群は, 失算・失書・手指失認・左右識別障害の4徴候を同時に呈する症候群で, 責任病巣は優位半球の頭頂葉角回近傍とされています. しかし, 臨床現場において4徴候すべてがそろって出現することはまれであり, 失読や構成失行など, ほかの高次脳機能障害を合併することも多いです. このため, ゲルストマン症候群が有意味な症候群であるか否かについては, これまでにさまざまな議論がなされてきました. 4徴候のうち2つや3つが同時に認められることは多く, 画像診断によって角回に計算, 書字, 手指認知などの機能があることをRouxらが報告していることから, これらの症状が互いに関係し合っている可能性は高いと考えられます. |
Practice | 看護学 |
Keywords |
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