アブストラクト
Title | ii. 大動脈弁狭窄症へのTAVI |
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Subtitle | 特集 異常・トラブルを防ぐ! チェックリストで早く見つける! 外科手術・カテーテル・デバイス治療後の観察 & ケア 特集 (2) どんなカテーテル治療を行う? 起こりうる合併症は? |
Authors | 油布邦夫 |
Authors (kana) | ゆふくにお |
Organization | 大分大学 医学部 循環器内科・臨床検査診断学講座 准教授 |
Journal | ハートナーシング |
Volume | 34 |
Number | 2 |
Page | 137-140 |
Year/Month | 2021 / 2 |
Article | 報告 |
Publisher | メディカ出版 |
Abstract | サッとわかる!「治療がまるわかり!」従来なら人工心肺を用いて心臓を止め, 狭窄した大動脈弁を切り取り新たな人工弁を縫い付けるという開胸手術しかありませんでした. これに対し, 開胸せず心臓も止めずにカテーテルで手術する方法をTAVI(transcatheter aortic valve implantation; 経カテーテル大動脈弁留置術)といいます. 大腿動脈へ穿刺したり, 小切開後カットダウンしたりして腸骨動脈内へカテーテルを挿入します. ただしカテーテルは, 金属の網(フレーム)に縫い付けられた生体弁を密着させた状態で動脈内へ入れるために5mm弱の径があり, これはPCIで使うカテーテルの倍以上です. バルーンや生体弁が拍動で移動しないように, 高頻拍ペーシングで血圧を50mmHg以下に下げながら留置します. |
Practice | 看護学 |
Keywords |
- 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。