Title	特集 (8) Ca拮抗薬, α遮断薬
Subtitle	特集 図でわかる! ケアに役立つ! 循環器のくすり 作用 & 要チェックポイント
Authors	谷口智彦
Authors (kana)
Organization	神戸市立医療センター中央市民病院 循環器内科 医長
Journal	ハートナーシング
Volume	35
Number	8
Page	751-756
Year/Month	2022 / 8
Article	報告
Publisher	メディカ出版
Abstract	「●Ca拮抗薬」Ca拮抗薬はCaチャネルを阻害(ブロック)することで血管を広げて, 血圧を下げます. また, 心臓の血管(冠動脈)に作用すると, 冠動脈が広がり心臓への血液量が増え, 狭心症の発作を予防する効果があります. ジヒドロピリジン系は血管選択性が高いため, おもに降圧薬として使用されています. 一方で, 非ジヒドロピリジン系のベラパミル(ワソラン(R))は心収縮力や洞結節・房室結節を抑制し, 心拍数を減少させるので, 頻脈性不整脈の脈拍コントロールに使われています. 非ジヒドロピリジン系のジルチアゼム(ヘルベッサー(R)R)は, 降圧作用, 脈拍低下作用もありますが, 冠動脈の血管も拡張させるため, 冠攣縮性狭心症に適応があります. 「●α遮断薬」交感神経の受容体の1つであるα1受容体は, おもに血管に分布しています. 交感神経の興奮によりノルアドレナリンが分泌され, ノルアドレナリンがα1受容体に結合すると末梢血管が収縮し, 末梢血管抵抗が増加して血流が減少します.
Practice	看護学
Keywords

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参考文献