アブストラクト
Title | 特集 (1) [はじめに] なぜ心カテ検査をするの? / 冠動脈の走行と造影の見かた |
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Subtitle | 特集 キホン〜実践〜最新の特徴まで 心カテ室の検査・治療&トラブル対応 一気見ずかん |
Authors | 箸方健宏 |
Authors (kana) | |
Organization | 北里大学 循環器内科学 助教 |
Journal | ハートナーシング |
Volume | 37 |
Number | 2 |
Page | 102-105 |
Year/Month | 2024 / 2 |
Article | 報告 |
Publisher | メディカ出版 |
Abstract | 「なぜ心臓カテーテル検査を行うの?」近年は冠動脈CT検査の普及により, 比較的簡便かつ非侵襲的に, ある程度正確な冠動脈の解剖学的評価を行うことができます. そのため, わざわざ心臓カテーテル検査を施行される患者さんにはそれなりの事情があるものです. その理由を知ることは, スムーズな検査の施行に大切であり, 適切な声かけや合併症の軽減など, 検査満足度の向上につながると考えます. 「冠動脈の走行と造影の見かた」冠動脈は大動脈起始部近くから分岐し, 心臓を冠のように上から覆うかたちで走行します. 入口部が異なる左冠動脈と右冠動脈があります. 左冠動脈は比較的すぐに左前下行枝と左回旋枝の2本に分かれます. 冠動脈造影検査ではパネルがぐるぐる回るため, 映っているのがどの血管か, 混乱しがちです. 撮影は左側 (LAO), 右側 (RAO), 頭側 (CRA : cranial), 尾側 (CAU : caudal) の4方向から角度を組み合わせて行います. |
Practice | 看護学 |
Keywords |
- 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。