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アブストラクト

Title 特集7 ノロウイルス感染症
Subtitle Practical特集 感染症シーズン (2) 訪問支援に行く前にこれだけは押さえたい! 急性期病院の常識を押しつけない! 地域連携・訪問支援で使えるアプローチ アウトブレイクへのアプローチ編
Authors 赤澤奈々, 伊東直哉
Authors (kana)
Organization 名古屋市立大学医学部附属東部医療センター 感染症内科 助教, 同 感染症内科部長 / 名古屋市立大学大学院医学研究科 感染症学分野 主任教授
Journal インフェクションコントロール
Volume 33
Number 12
Page 1255-1259
Year/Month 2024 / 12
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「アウトブレイクが起こったときのアプローチのポイント」「Point 1 感染状況の早期把握」ノロウイルスは感染力が非常に強く, 第四級アンモニウム塩やアルコールといった医療現場でよく使用されている消毒薬は効果がでにくいため, 集団発生しやすい特徴をもつ. さらに, 高齢者施設や療養病床の患者は, ノロウイルスに罹患すると重篤な経過をたどる点に留意してほしい. そのため, 高齢者施設や療養病床におけるノロウイルス集団発生では, より迅速な対応が求められる. 施設内での感染者の状況を早期に把握し, ただちに適切な感染対策を実施することがアウトブレイク収束のカギとなる. 「ノロウイルスの特徴」ノロウイルスは感染力が非常に強く, 10〜100個という少ないウイルス量で感染が成立する. ノロウイルス感染症は, 通常発症後1〜2日で自然に改善するが, 高齢者では脱水症や嘔吐物による誤嚥性肺炎などで重症化することがある.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。