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アブストラクト

Title [2] 熱中症
Subtitle 特集 基本から選択・量・速度判断の根拠までがまるわかり! 救急外来 / ERの輸液 & 輸血のリアル Chapter 2 病態 / シーン別 輸液 & 輸血のリアル
Authors 丹羽成彦
Authors (kana)
Organization 藤田医科大学病院 救急総合内科
Journal Emer-Log
Volume 37
Number 2
Page 195-202
Year/Month 2024 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「輸液・輸血の考え方と対応(選択・量・根拠)」地球温暖化に伴い, わが国においても平均気温の上昇が続き, 夏季には最高気温, 熱帯夜日数ともに毎年更新される事態となっています. また, 熱中症リスクの高い高齢者人口の増加に関連し, 熱中症による死亡数も増加傾向となっています. 日本における熱中症の発症頻度として, 匿名レセプト情報を使った実態調査では, 2010年以降, 例年30万人に及び, 2018年には60万人近くが医療機関を受診あるいは救急搬送されています. また, 医療機関を受診した熱中症の症例1,000人中1人は死亡する危険性があること, 入院に至るのは1,000人中6〜8人であるとされています. また, 70歳以上はそれ未満の患者に比べ, 死亡リスクが10倍, 入院リスクが3倍に上るとされています.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。

参考文献

  • 1) 厚生労働省.熱中症による死亡数 人口動態統計(確定数)より.令和3年9月10日.
  • 2) 三宅康史ほか.熱中症の実態調査:Heatstroke STUDY 2006最終報告.日救急医会誌. 19(6), 2008, 309-21.
  • 3) 日本救急医学会 熱中症に関する委員会.熱中症の実態調査:日本救急医学会Heatstroke STUDY2012最終報告.日救急医会誌. 25(11), 2014, 846-62.
  • 4) 三宅康史ほか.本邦における重症熱中症の実態把握に向けた研究.令和3(2021)年度.
  • 5) 三宅康史."体内の水と電解質の生理学".ERドクター便利帳輸液再確認!!.三宅康史編.東京,パーソン書房, 2015, 3-11.
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