アブストラクト
Title | (1) コイル塞栓術 : シンプル法 |
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Subtitle | 第1特集 脳血管内治療のベーシックと最先端2024 疾患別解説 脳動脈瘤 |
Authors | 金相年 |
Authors (kana) | |
Organization | 札幌医科大学脳神経外科 |
Journal | 脳神経外科速報 |
Volume | 34 |
Number | 1 |
Page | 37-40 |
Year/Month | 2024 / |
Article | 報告 |
Publisher | メディカ出版 |
Abstract | 「はじめに」脳動脈瘤に対する瘤内コイル塞栓術におけるシンプル(シングルカテーテル)テクニックの位置付けは, 破裂・未破裂にかかわらず, おそらく多くの術者が対象となる脳動脈瘤の手術戦略を講じる際に最初に考慮・検討する方法と思われる. 脳動脈瘤塞栓の基準的な順序として, 脳動脈瘤壁の(可能な限りの)全域をカバーするフレーミング, ついでその内部を密に埋めていくフィリング, ネック周囲などの母血管に近接した部位を可及的に詰めるフィニッシングがある. マイクロカテーテル1本でこの順序を遂行できるのであれば, シンプルテクニックを選択することになる. 一般的にはネックの狭い脳動脈瘤でシンプルテクニックが選択されることが多く, 比較的にサイズの大きな脳動脈瘤であったり, 高さに比してネック径が広い場合は, 様々なデバイスによる支援措置を選択することになる. |
Practice | 臨床医学:外科系 |
Keywords |
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