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アブストラクト

Title 脳動静脈奇形 (AVM)
Subtitle 第1特集 脳血管内治療のベーシックと最先端2024 疾患別解説
Authors 大川将和
Authors (kana)
Organization 京都大学脳神経外科
Journal 脳神経外科速報
Volume 34
Number 1
Page 57-61
Year/Month 2024 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「はじめに」脳動静脈奇形(brain AVM)は, 1.12〜1.42人/10万人の頻度と報告されており, 各施設で治療する件数は多くない. 特にARUBA study以降, 無症候性に対する治療は極めて慎重にならざるを得ないため, 術者として治療する機会は以前よりも減少していると推測される. 一方で治療の難易度は高く, ARUBAにおいてもinterventionがmedical managementと比較して症候性脳卒中および死亡が3倍程度高かった(30.7% vs 10.1%). Low gradeであれば, 摘出術の成績は良好であり, また塞栓術で根治を目指す場合もある. 「I. 塞栓術の基本的テクニック」AVMの塞栓では本邦においてOnyx, NBCA, コイルなどが用いられる. 「A. NBCA」NBCAは, 油性造影剤であるリピオドールと混合し, 濃度を調節して注入する. NBCA自体に粘度はないが, リピオドールは温度が低下すると粘度が高くなる.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。

参考文献

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