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アブストラクト

Title (4) 脳血管内治療の周術期管理・合併症
Subtitle 第1特集 脳血管内治療で広がる治療戦略 脳血管内治療で広がる脳神経外科治療
Authors 春原匡
Authors (kana)
Organization 神戸市立医療センター中央市民病院
Journal 脳神経外科速報
Volume 35
Number 1
Page 25-31
Year/Month 2025 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「はじめに」周術期管理と合併症は, 表裏一体を成す. そのこころは, 過去の合併症の経験や反省に基づき, 現在の周術期管理が作り上げられてきているからである. 過去の時点では, 発生率やリスク因子が分からなかった合併症も, 先人たちの研究を通じてそれらが明確になるとともに, 予期できる合併症として適切な周術期管理を行うことで, その発生率を低減させることが可能になった. 逆に患者ごとのリスク因子を見極めることやそれに基づく治療戦略の策定, 適切な周術期管理を怠れば, 予想できるはずの合併症を起こす危険性が高まる. 巨人の肩の上に立つように, 先人の叡智を利用して, より安全に治療することが現在の治療に携わる我々には求められる. 同時に, 現在の我々は未来に向けてよりよい医療を模索する責任がある. 周術期管理は, (1)脳血管内治療に固有のもの・個々の患者に固有のもの, (2)予定治療・緊急治療, の2つの軸で分けて考えると理解しやすい.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。