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アブストラクト

Title vol.002 今回のテーマ 術後せん妄予防虎の巻 【介入力強化編】
Subtitle わかる! 身に付く!! ミニツク 連載 スペ講! スペシャル講義で知識をアップデート! 今月の知識がミニツク1テーマ
Authors 井上真一郎
Authors (kana)
Organization 岡山大学病院 精神科神経科
Journal オペナーシング
Volume 36
Number 2
Page 177-181
Year/Month 2021 / 2
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「術前に行うべきせん妄予防対策とは?」「後手に回っていたかつてのせん妄対策」かつてのせん妄対策は, すべてが後手に回っていたと言っても決して過言ではありません. 例えば, ノーマークの患者さんが夜中にせん妄を発症し, 点滴を引っこ抜いて「家に帰る!」などの興奮状態になってから, 看護師さんは慌てて当直医とご家族に電話をします. 当直医は眠い目をこすりながらレンドルミン(R)やマイスリー(R)などの睡眠薬を安易に処方し, それが原因で興奮はさらに強くなってしまいます. また, 夜中に病院にやってきたご家族は, すっかり様子が変わってしまった患者さんを目の当たりにして動揺し, 強く叱責することで, せん妄はさらに激しくなってしまうのです. このようなエピソードは, 決して珍しくはありませんでした. 「看護師に求められるせん妄予防対策とは?」近年になって, 医療現場におけるせん妄に対する関心は, 確実に「予防」にシフトしています.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。

参考文献

  • 1) 井上真一郎. "せん妄に対する予防的介入". せん妄診療実践マニュアル. 東京, 羊土社, 2019, 70.
  • 2) 岡山大学病院ホームページ. 精神科リエゾンチーム. せん妄パンフレットダウンロード. https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/common/photo/free/files/11014/141206_senmou.pdf<2020年11月参照>