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アブストラクト

Title レベル01 痛みの仕組みを理解する 〜痛みはどこから?〜
Subtitle 特集 「なぜ痛い?」「どう管理する?」「なにを申し送る?」がみるみる身につく! 周術期の痛みパーフェクトガイド 〜いま大注目の術後疼痛管理チームのトピックを添えて〜
Authors 金優, 紙谷義孝
Authors (kana)
Organization 岐阜大学医学部附属病院 麻酔科疼痛治療科, 同
Journal オペナーシング
Volume 40
Number 1
Page 8-12
Year/Month 2025 / 1
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「痛みの知識に強くなる! 押さえておきたい3つのポイント」 (1)痛みは末梢神経から脊髄後角を通って視床へと伝わる. (2)痛みの種類には侵害受容性疼痛・神経障害性疼痛・痛覚変調性疼痛がある. (3)全身麻酔下の患者さんも痛みを感じているかもしれない. 「Q1 痛みとは?」 「痛みとは」 「痛み」とは何でしょうか? 国際疼痛学会の定義では「実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こりうる状態に付随する, あるいはそれに似た, 感覚かつ情動の不快な体験」と定義されています. 組織損傷(傷, 熱, 酸など)が起こるとそれが脳に伝わり, 痛みとして体験されます. この定義では実際に組織損傷が生じていなくても, それに似た体験を痛みとして含めています. 「Q2 痛みのメカニズムは?」 「痛みは末梢神経から脊髄後角を通って視床へと伝わる」 組織に侵害(傷, 熱, 酸など)が加わると, 侵害受容器が活性化して末梢神経が興奮・発火します. その情報は脊髄・視床などを介して大脳皮質や辺縁系へと放散されます.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。