アブストラクト
Title | 8. 失認 (半側身体失認, 病態失認など) |
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Subtitle | 特集 病変と症状がリンクして理解できる! 脳の地図でわかる高次脳機能障害の症状 & ケア 症状別のアセスメント・ケア |
Authors | 渕雅子 |
Authors (kana) | ふちまさこ |
Organization | 九州栄養福祉大学 リハビリテーション学部 作業療法学科 教授 |
Journal | リハビリナース |
Volume | 12 |
Number | 6 |
Page | 542-548 |
Year/Month | 2019 / |
Article | 報告 |
Publisher | メディカ出版 |
Abstract | 「はじめに」広い意味での「失認」は, ある感覚を通した場合に限って対象がなにかを認識できない状態で, 感覚障害や知能の低下, 注意の障害, 失語症, さらには対象への知識のなさ(経験がないことも含む)などには起因しないものです. 視覚, 聴覚, 体性感覚(触覚など)など感覚に特異的な認知障害です. 具体的には見たものや聞いた音, 触ったものがなにであるかを答えられないことですが, ほかの感覚では即座に認識できることも特徴です. 例えば見てわからないものを触るとわかったりします. これらが一般的な失認ですが, 本稿ではとりわけ, 自己身体に関する認知に異常が生じた状態である, 身体失認や病態失認について紹介します. 「原因となる疾患」身体失認には2つのタイプがあり, 身体の両側に出現する「身体部位失認」と, 半側に出現する「半側身体失認」があります. 身体部位失認は, 指示に従って自己身体の部位や, 他者の身体の各部位を指し示すことができない症状で, 左頭頂葉の障害によって起こるといわれています. |
Practice | 看護学 |
Keywords |
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参考文献
- 1) やさしい高次脳機能障害用語辞典.種村純編.東京,ぱーそん書房, 2018, 295-6.
- 2) 高次脳機能障害Q&A70:正しい理解で,患者・家族指導がスムーズに!.鈴木孝治編.リハビリナース秋季増刊.大阪,メディカ出版, 2012, 203-9.
- 3) よくわかる失語症と高次脳機能障害.鹿島晴雄ほか編.大阪,永井書店, 2003, 286-97.
- 4) 鎌倉矩子ほか.高次脳機能障害の作業療法.東京,三輪書店, 2010, 288-309.
- 5) 渕雅子編.高次脳機能障害.改訂第3版.東京,協同医書出版社, 2011, 113-21, (作業療法学全書).
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- 6) 鹿島晴雄ほか編.よくわかる失語症セラピーと認知リハビリテーション.大阪,永井書店, 2008, 425-36.