~
検索条件をクリア

アブストラクト

Title 高次脳機能障害のおもな症状と対応の基本
Subtitle 特集 ここが知りたい! 高次脳機能障害の患者さんの "困った行動" にどう対応する? 行動の理由を踏まえて対応しよう 復習のときは今! 高次脳機能障害の基礎知識
Authors 橋本圭司
Authors (kana) はしもとけいじ
Organization 昭和大学藤が丘リハビリテーション病院 リハビリテーション科 准教授
Journal リハビリナース
Volume 16
Number 6
Page 579-585
Year/Month 2023 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「はじめに」脳卒中や交通事故などによる脳の損傷が原因で, 脳の機能のうち, 言語や記憶, 注意, 情緒といった認知機能に起こる障害を, 高次脳機能障害といいます. 注意が散漫になる, 怒りっぽくなる, やる気がなくなる, 記憶が悪くなる, 段取りが悪くなるなどの症状があり, 全国に50万人くらいと推定 (2008年東京都の実態調査) されています. 高次脳機能障害は外見からはわかりにくく, 病院や診察室では気付かれず, 実際の生活や社会に戻って, はじめて問題が顕在化することが少なくありません. そのため「見えない障害」「隠れた障害」などともいわれます. 本稿では, 高次脳機能障害のおもな症状と対応法の基本などについて解説します.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。

参考文献

  • 1) 渡邉修ほか. 東京都における高次脳機能障害者総数の推計. Jpn J Rehabil Med. 46(2), 2009, 118-25. DOI:https://doi.org/10.2490/jjrmc.46.118
  • 2) 医療法人社団圭仁会はしもとクリニック経堂HP: https://www.keiman.co.jp/brain.
  • 3) 国立障害者リハビリテーションセンターHP: http://www.rehab.go.jp/ri/event/brain_fukyu/handankizyun.html
  • 4) 立神粧子. 治療体験記:ニューヨーク大学医療センター・ラスク研究所における脳損傷者通院プログラム:「脳損傷者通院プログラム」における前頭葉障害の定義(前編). 総合リハビリテーション. 34(5), 2006, 487-92. DOI: https://doi.org/10.11477/mf.1552100310.