アブストラクト
Title | (5) 大腿骨近位部骨折の急性期治療と周術期管理のポイント |
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Subtitle | 特集 新人ナース応援号 図解 脳卒中と大腿骨頚部骨折の疾患・治療・リハ・看護 摂食嚥下, 排泄, 認知症, 転倒予防までわかる 大腿骨頚部骨折の治療・看護・リハ |
Authors | 大川弘樹 |
Authors (kana) | おおかわひろき |
Organization | 京都大原記念病院 整形外科 外科系医長 |
Journal | リハビリナース |
Volume | 17 |
Number | 1 |
Page | 38-43 |
Year/Month | 2024 / 1 |
Article | 報告 |
Publisher | メディカ出版 |
Abstract | 「はじめに」大腿骨近位部骨折は臨床において, よく遭遇する外傷です. 転倒やベッドからの転落など, 受傷の原因がはっきりしていることが多いですが, 原因が不明なこともあります. 受傷すると疼痛で歩行不可能となり, 寝返りもできず, 寝たきりとなってしまいます. 高齢者の場合は, 肺炎などの感染症や褥瘡を発症し, 廃用症候群となり, 生命予後にも影響するので, 積極的に手術, リハビリテーションを行い受傷前の生活への早期復帰を目指します. 本稿では大腿骨近位部骨折の急性期治療を中心に説明します. 「大腿骨近位部骨折とは」大腿骨の付け根の部分の骨折の総称です. 厳密には大腿骨頭骨折, 大腿骨頚部骨折, 大腿骨頚基部骨折, 大腿骨転子部骨折, 大腿骨転子下骨折と, 骨折の位置で分けて治療方法を考えますが, ここでは臨床でよく遭遇する大腿骨頚部骨折と大腿骨転子部骨折について説明します. 簡単には関節包より内側の骨折を大腿骨頚部骨折, 外側の骨折を大腿骨転子部骨折と区別し病態, 手術方法が違うので分けて考えます. |
Practice | 看護学 |
Keywords |
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