Title	2 【感染性の呼吸器疾患】 結核
Subtitle	特集 サクッと王道知識〜ホットトピックスまで Up-to-date呼吸器疾患 11 経過&ケアの流れがひと目でわかるチャート付き Part.1 いま押さえるべき呼吸器疾患11
Authors	林悠太, 門田望, 中川拓
Authors (kana)
Organization	独立行政法人国立病院機構 東名古屋病院 呼吸器内科 第一呼吸器内科医長 / 感染対策室 室長, 同院 看護部, 同院 呼吸器内科 統括診療部長
Journal	みんなの呼吸器Respica
Volume	22
Number	1
Page	12-18
Year/Month	2024 /
Article	報告
Publisher	メディカ出版
Abstract	「サクッと王道知識」「結核とは」結核は空気感染によって広がるわが国最大の伝染病の一つです. 結核は感染→発病→排菌 (感染性あり・なし) といった段階を経るため, どのステージかによって対応が異なります. 感染した人のうち発病する人の割合は10人に1人といわれ, 感染しても発病していない状態の "潜在性結核感染症" の状態で治療を行うことで, 発病リスクをさらに低下させることが知られています. 「感染・発病診断」感染しているかどうかを診断するには, 以前はツベルクリン皮内反応が用いられていましたが, 最近は血液検査で行うインターフェロンγ遊離試験 (IGRA) で診断します. 発病しているかどうかを知るためには, 喀痰検査, 胸部X線/CTなどの画像検査を行います. さらに, 喀痰抗酸菌塗抹陽性や空洞があるなど, 感染性の高い肺結核患者は空気感染対策ができる病棟, 病室に入院勧告となります (厳密にいうと強制ではなく勧告です).
Practice	看護学
Keywords

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参考文献