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アブストラクト

Title 7 【間質性の肺疾患】 間質性肺炎 (急性増悪含む)
Subtitle 特集 サクッと王道知識〜ホットトピックスまで Up-to-date呼吸器疾患 11 経過&ケアの流れがひと目でわかるチャート付き Part.1 いま押さえるべき呼吸器疾患11
Authors 山野泰彦
Authors (kana)
Organization 公立陶生病院 呼吸器・アレルギー疾患内科 部長
Journal みんなの呼吸器Respica
Volume 22
Number 1
Page 55-63
Year/Month 2024 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「サクッと王道知識」「基本的な治療方針」間質性肺炎は, 肺胞の壁に炎症や線維化が起こり, 酸素を取り込みにくくなる疾患です. 診断は, 線維化や炎症の度合いや, 間質性肺炎をきたす原因に基づいてなされます. 治療, 管理を考える上では, まずは診断が重要です. 例えば, 間質性肺炎の中で最も多い特発性肺線維症 (IPF) は, 肺胞に主に線維化のみが起こる進行性の一群です. IPFは抗線維化薬により疾患進行を遅らせることが治療目標であり, ステロイドを含めた抗炎症治療は慢性期 (急性増悪を除く) では行うべきでないとされています. そのほかの間質性肺炎を起こす原因として, 環境, 膠原病, 薬剤が挙げられます. これらの原因のある (2次性の) 間質性肺炎の薬物治療は, ステロイドや免疫抑制薬がしばしば用いられます. 鳥やカビなどの環境の影響によるものや, 疑われる薬剤がある場合には, その原因を回避することも大事な治療の一つです.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。