Title	9 【肺血管性の病変】 肺高血圧症
Subtitle	特集 サクッと王道知識〜ホットトピックスまで Up-to-date呼吸器疾患 11 経過&ケアの流れがひと目でわかるチャート付き Part.1 いま押さえるべき呼吸器疾患11
Authors	永田祐一, 長岡鉄太郎
Authors (kana)
Organization	順天堂大学医学部附属順天堂医院 呼吸器内科, 同院 呼吸器内科 准教授
Journal	みんなの呼吸器Respica
Volume	22
Number	1
Page	75-82
Year/Month	2024 /
Article	報告
Publisher	メディカ出版
Abstract	「サクッと王道知識」「肺高血圧症とは?」「肺高血圧症」は, 何らかの原因によって生じた血管の収縮と狭窄によって, 肺動脈の圧が異常に上昇する疾患です. 肺動脈の圧が上昇すると肺の毛細血管に血液を送ることが困難となり, 右心室に慢性的な負荷がかかります. さらに進行すると, 右心不全や呼吸不全で命を落とすこともあります. 肺高血圧症の症状は, 労作時呼吸困難・疲労感・倦怠感・胸痛・動悸・意識消失など非常に多様ですが, いずれも非特異的で肺高血圧症に特有の症状ではありません. そのため, 肺高血圧症を疑わなければ診断に至ることは難しく, 症状発現から診断確定まで数年かかってしまうケースも散見されます. 肺動脈圧が上昇する原因は多岐にわたり, 病態によって5つに分類されており, それぞれの肺高血圧症で治療戦略が異なります. 「第1群 : 肺動脈性肺高血圧症」肺動脈性肺高血圧症は, 何らかの原因で肺動脈自体に異常な変化が生じる病態, サクッというと「肺動脈自体が何らかの機序で狭くなる」病気です.
Practice	看護学
Keywords

• 全文ダウンロード： 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。

参考文献