アブストラクト
Title | 3 排痰法 (体位ドレナージ・タッピング・徒手的咳嗽介助) |
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Subtitle | 特集 ナースのための 呼吸理学療法 (必) ポイントまるわかりノート 呼吸リハの動きとポイントが見えるWEB動画付き Part.3 ナースが押さえておくべき呼吸理学療法のアプローチやテクニック |
Authors | 森広輔 |
Authors (kana) | |
Organization | 公立甲賀病院 リハビリテーション課 |
Journal | みんなの呼吸器Respica |
Volume | 22 |
Number | 6 |
Page | 776-781 |
Year/Month | 2024 / |
Article | 報告 |
Publisher | メディカ出版 |
Abstract | 急性期から慢性期の呼吸器疾患患者を対象とした呼吸ケアにおいて, 気道クリアランス手技(airway clearance technique; ACT)の役割はますます重要視されています. ACTの効果を高めるためには5つの要素を考慮する必要があります. (1)痰の粘性や(2)線毛運動の改善には, ネブライザー(加温・加湿)や去痰薬の使用が有効であり, (3)換気量の改善には, 呼吸コントロールや呼吸介助・スクイージングが有効です. 本稿では, (4)重力(体位ドレナージ)と(5)有効な咳嗽(徒手的咳嗽介助)およびタッピングの方法について紹介します. 「●体位ドレナージ」 「体位ドレナージの目的」 気管は肺内にて分岐を繰り返し, 最終的に肺胞へ至ります. そのうち, 気管から直径2mm以上までの気管支を中枢気道, 直径2mm以下の気管支を末梢気道と呼びます. 排痰では最終的に咳嗽やハフィング, または吸引により気道分泌物を排出します. |
Practice | 看護学 |
Keywords |
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