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アブストラクト

Title 2 足部外傷の画像診断
Subtitle FEATURE 足部外傷の手術治療 よくある外傷と重症足部外傷 診断
Authors 松井健太郎
Authors (kana)
Organization 帝京大学整形外科学講座 外傷センター
Journal 整形外科サージカルテクニック
Volume 7
Number 3
Page 258-265
Year/Month 2017 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「後足部外傷」後足部には距骨と踵骨が含まれる. 足部外傷のなかでも踵骨骨折が最も頻度が高く60%を占める. 「踵骨骨折」踵骨骨折を疑う患者に撮影すべき単純X線画像は, 足部の側面, 斜位, 踵骨軸位, 足関節 mortise 像である. 側面像は診断確定に有用で, さまざまなX線上の指標がある. 踵骨骨折がある場合, 側面像で後距踵関節が落ち込み, 踵骨高の減少は Bohler 角(Tuber angle: 正常は20〜40°)減少として表される. 単純X線で Bohler 角が20°を下回っているが踵骨骨折はないように見える場合, CTなどで検索するべきである. Gissane 角(Crusial angle)は後距踵関節と踵骨前方の交差部で表され, 距骨と前/中/後距踵関節の位置関係の変化を表す. 踵骨骨折により角度は増大する. 距骨外側突起の直下に位置する部分であり, 手術中の再建の指標となる.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。

参考文献