アブストラクト
| Title | 指節骨骨折に対するプレート固定術 |
|---|---|
| Subtitle | 若手医師のための 経験すべき "領域別" 手術講座 手 Part 2 |
| Authors | 大井宏之 |
| Authors (kana) | |
| Organization | 聖隷浜松病院手外科・マイクロサージャリーセンターセンター長 |
| Journal | 整形外科サージカルテクニック |
| Volume | 11 |
| Number | 1 |
| Page | 90-97 |
| Year/Month | 2021 / |
| Article | 報告 |
| Publisher | メディカ出版 |
| Abstract | 「本手術の基礎知識」指節骨である基節骨, 中節骨, 末節骨の背側には伸筋腱膜様部が存在し, 掌側には屈筋腱が骨に接するように存在している. 特に伸筋腱膜様部の機能は複雑繊細である. PIP関節の全屈伸可動域に要する伸筋腱滑走は6mm, DIP関節は4mmである. PIP関節の全屈伸可動域が90°とすると1mmの滑走低下で15°の可動域制限が生じ, DIP関節の全可動域を80°とすると1mmの滑走低下で20°の可動域制限が生じる. このように伸筋腱は, 少しの癒着で大きな可動域制限が生じる. 手術治療をする場合, 腱の癒着・関節拘縮を予防するため術後ただちに可動域訓練が開始できるような, できるだけ強固な内固定が望ましい. ロッキングプレートは少ない数のスクリュー固定で長さや角度維持が可能であるため, 骨自体が小さい指節骨骨折には非常に有用である. |
| Practice | 臨床医学:外科系 |
| Keywords |
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参考文献
- 1) Burkhalter WE. et al. Closed treatment of Fractures of the hand. Bull Hosp Jt Dis. 44,1984,145-62.
- 2) 石黒隆. 指基節骨および中手骨骨折に対する保存的療法:MP 関節屈曲位での早期運動療法. 日手会誌. 8,1991,704-8.
- 3) 星野貴正ほか. ナックルスプリントを用いた基節骨骨折の保存的治療成績. 日手会誌. 35,2019,712-5.
- 4) 大井宏之. 整形疾患へのマイクロサージャリーの応用. 整形外科 Surgical Technique. 10(3),2020,355-9.
- 5) 大井宏之. 手外科必修ハンドブック:専門医取得のためのファーストステップ・伸筋腱断裂. 形成外科. 63巻増刊号, 2020,106-14.
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- 6) 大井宏之. "手指の骨折". 骨折プレート治療マイスター. 東京, メジカルビュー社. 2012,116-133.
- 7) 大井宏之. 骨接合インプラントの選択・手指骨折に対するロッキングプレート内固定術. MB Orthop. 25,2012,23-8.
- 8) 大井宏之ほか. 指骨骨折に対するロッキングプレートの問題点および対策. 日手会誌. 26,2010,282-5.
- 9) 神田俊浩ほか. 骨性マレット指に対するフックプレート固定法の治療成績. 日手会誌. 31,2014,222-4


