~
検索条件をクリア

アブストラクト

Title [最終回] 8 胸郭出口症候群に対する鏡視下肋骨切除術
Subtitle SHORT LECTURE 投球障害肩に対する手術治療
Authors 古島弘三, 岡田恭彰
Authors (kana)
Organization 慶友整形外科病院 整形外科部長・慶友スポーツ医学センター長・慶友胸郭出口症候群センター長, 慶友整形外科病院
Journal 整形外科サージカルテクニック
Volume 11
Number 4
Page 520-527
Year/Month 2021 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「はじめに」胸郭出口症候群(thoracic outlet syndrome: TOS)は野球を代表とするoverhead athleteにもみられる疾患であるが, その認知度はまだ低くまとまった報告は少ない. 当院における過去5年間(2011〜2016年)の調査では, 肩・肘関節痛を主訴に来院したoverhead athlete患者のうち13.6%(371/2,726例)においてTOS症状をきたしており, 見過ごせない疾患である. 治療の第一選択は安静, 理学療法, block療法などの保存療法であるが, 治療に難渋する症例では手術を行っている. TOSの手術は直視下transaxially approachによる第1肋骨切除と斜角筋切離が一般的に行われてきた. しかし, 直視下の手術では十分な視野が確保しにくいことにより, 術中, 術後合併症が14〜34%に発生するとの報告があり, 安全性について指摘されている.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。

参考文献

残りの15件を表示する