アブストラクト
Title | 4 [手術のバリエーション] 経皮的スクリュー固定 手術に役立つテクニック集 |
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Subtitle | FEATURE 骨折のピンニングと経皮的スクリュー固定 経皮テクニックを極める |
Authors | 北田真平 |
Authors (kana) | |
Organization | 兵庫県立西宮病院四肢外傷センター医長 |
Journal | 整形外科サージカルテクニック |
Volume | 11 |
Number | 6 |
Page | 715-722 |
Year/Month | 2021 / |
Article | 報告 |
Publisher | メディカ出版 |
Abstract | 「はじめに」経皮的スクリュー固定は小皮切でインプラント設置が可能であり, プレート固定と比較して低侵襲な面で優位性がある. スクリュー径のバリエーションも多く, 手指骨から骨盤まで全身のあらゆる部位の骨折に使用されている. 本稿では, 経皮的スクリュー固定に必要な知識と, 安全に手術を行うための手技について述べる. 「経皮的スクリュー固定の適応」筆者が考える経皮的スクリュー固定の良い適応は以下の通りである. 「1. 深部に存在する骨折(骨盤輪骨折など)」仙骨骨折のように体内の深部に骨折が存在する場合, 後方プレート固定や脊椎インストゥルメントで固定されることがある. これらの固定は骨折部と仙腸関節を架橋して間接的に固定する手技である. 一方で, 仙腸関節スクリュー(ISスクリュー)や経腸骨経仙骨スクリュー(TITSスクリュー)では, 直接骨折部にインプラントが挿入されるため, 後方プレート固定や脊椎インストゥルメントによる固定と比較してほぼ同等の固定力を有している. |
Practice | 臨床医学:外科系 |
Keywords |
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