~
検索条件をクリア

アブストラクト

Title 大腿骨頚部骨折に対するハンソンピンを用いた骨接合術
Subtitle 若手医師のための 経験すべき "領域別" 手術講座 股関節 Part 2
Authors 本間康弘, 木下真由子
Authors (kana)
Organization 順天堂大学医学部整形外科学講座講師, 順天堂大学医学部整形外科学講座
Journal 整形外科サージカルテクニック
Volume 12
Number 3
Page 362-371
Year/Month 2022 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「本手術の基礎知識」大腿骨頚部骨折に対するハンソンピン・ハンソンピンロックを用いた骨接合術は, 低侵襲でシンプルな手術である. ハンソピンは, cannulated cancellous screw(CCS)に属するインプラントの名称であり, 小児の大腿骨頭すべり症に対する内固定材としてLars Ingvar Hanssonにより開発され, その後に大腿骨頚部骨折治療へ応用され現在に至っている. 近年は, ハンソンピン・システムの改良であり, ハンソンピンをロープロファイルなプレートとロックし組み合わせることでより高い回旋安定性が得られるハンソピンロック2が使用可能となっている. 大腿骨頚部骨折に対する骨接合術は若手医師がマスターすべき手術の一つであり, 骨接合手術における内固定材としてハンソンピンは最も低侵襲でシンプルな手技のため, 手術侵襲と麻酔リスクを可能な限り低くすることが優先される状況においては, ベストの選択になると考える.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。

参考文献