Title	[膝関節] PART2 外側半月板縫合術
Subtitle	若手医師のための 経験すべき "領域別" 手術講座
Authors	前達雄, 辻井聡
Authors (kana)
Organization	大阪行岡医療大学 教授, 大阪大学大学院医学系研究科 運動器スポーツバイオメカニクス学 特任講師
Journal	整形外科サージカルテクニック
Volume	12
Number	4
Page	502-513
Year/Month	2022 /
Article	報告
Publisher	メディカ出版
Abstract	「本手術の基礎知識」半月板損傷は, スポーツ活動における外傷や加齢による変性により起こり, 膝関節の疼痛やひっかかり(catching), またはロッキング症状を呈する. 半月板は, 膝関節の荷重分散, 衝撃吸収, 潤滑, 安定性などの重要な機能を有しているため, 可能な限りその機能を温存するのが望ましく, 半月板温存を目的に縫合術が広がっている. 外側半月板損傷は, 前十字靱帯損傷に合併した中節から後節の縦断裂としてみられる頻度が高いが, それ以外に, 半月板中節の横断裂や後角付近の損傷, 円板状半月の損傷などがある. 縫合法として, 関節内から関節外へ縫合糸を刺入するinside-out法がgold standardではあるが, 関節外から関節内へ縫合糸を刺入するoutside-in法や関節内で縫合糸の結紮まで行うall-inside法, さらには半月板にかけた縫合糸を脛骨側に作製した骨孔に引き抜くpull-out法など, 損傷部位や形態によって異なった手技を用いて縫合が行われる.
Practice	臨床医学：外科系
Keywords

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参考文献