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アブストラクト

Title 1 足関節果部骨折治療のミニマムマストとコントロバーシー
Subtitle FEATURE 足関節果部骨折 Common practice for common fracture [総論]
Authors 中川知郎
Authors (kana)
Organization 帝京大学医学部 整形外科学講座, 帝京大学医学部附属病院外傷センター
Journal 整形外科サージカルテクニック
Volume 13
Number 1
Page 12-18
Year/Month 2023 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「はじめに」 本稿では, 足関節果部骨折の手術を行うために最低限知っておくべき知識について述べる. 足関節果部骨折の発生頻度は, 全骨折の約9%であり, 頻度の高い骨折である. 足関節を捻ることで骨折が生じるが, 受傷時の足部肢位や捻る方向により生じる骨折型はさまざまである. 足関節は軟部組織が薄く血流が悪いため, 受傷後の腫脹が問題になる. 腫脹が強いと術後の創離開, 創部治癒遅延や感染の原因となるため, 腫脹が治まるまで1〜2週間の術前待機期間が必要なことが多い. 待機期間の管理について, 関節が脱臼/亜脱臼した状態のままでおいておくことは, 軟骨へのダメージが危惧されること, 腫脹がなかなか改善せず皮膚状態が悪くなることから, よい整復位で外固定することが望ましい. 脱臼の整復は, 透視下に徒手整復しシーネ固定を行うが, 不安定性が強く, シーネ固定で整復位が保持できない場合は, 創外固定による整復固定を行う.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。

参考文献

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