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アブストラクト

Title 3 外果骨折の内固定法 標準から応用まで
Subtitle FEATURE 足関節果部骨折 Common practice for common fracture [手術のバリエーション]
Authors 金丸明博
Authors (kana)
Organization 岡山労災病院整形外科副部長/救急部副部長
Journal 整形外科サージカルテクニック
Volume 13
Number 1
Page 28-36
Year/Month 2023 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「はじめに」足関節果部骨折は, 全骨折の10%を占める頻度の高い骨折である. 外果骨折単独のものから, 内果/後果骨折の合併や靱帯損傷の合併などさまざまな病態があり, 足関節の機能障害を残さないためには解剖学的な足関節の再建が必要となる. 特に外果骨折の整復・内固定は, 足関節の再建におけるfirst stepとして非常に重要である. 本稿では, 果部骨折のなかでも最も頻度の高いWeber type B(AO/OTA分類44B)について述べる. 「治療方針の決定」外果骨折の治療方針決定のためには, 内側損傷の有無を評価することが重要となる. 内果骨折合併例の場合には, 画像から診断は容易である. しかし三角靱帯損傷の合併例においては, 初診時の画像検査でankle mortise内側の離開がない場合もある. そのため, 画像上外果骨折単独の症例では, gravity stress testでmedial clear space(MCS)の開大を確認し三角靱帯損傷の有無を評価することが必須となる.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。

参考文献