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アブストラクト

Title PART 1 足根骨骨折の治療 ショパール関節損傷, リスフラン関節損傷の手術治療
Subtitle 若手医師のための 経験すべき "領域別" 手術講座 足
Authors 岡田洋和
Authors (kana)
Organization 新潟中央病院整形外科 / 岡田整形外科理事長
Journal 整形外科サージカルテクニック
Volume 13
Number 1
Page 84-95
Year/Month 2023 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「本手術の基礎知識」下腿と中足骨の間の部分は「足根」と呼ばれ, 同部位に存在する骨が「足根骨」であり, 足根骨は距骨, 踵骨, 舟状骨, 立方骨, 第1〜3楔状骨の総称である. 足根骨で構成される主な関節としてChopart(ショパール)関節, Lisfranc(リスフラン)関節がある. ショパール関節は距舟関節と踵立方関節で構成される関節の名称であり, リスフラン関節は第1〜3楔状骨と立方骨に相対する第1〜5中足骨基部で構成される5つの足根中足関節の総称である. 本稿では足根骨骨折の中でショパール関節損傷, リスフラン関節損傷に対して述べる. ショパール関節は長軸と斜軸の2種類の運動軸を持ち, そのため前額面, 矢状面, 水平面のすべての運動を行うことができ, 足部の回内(背屈・外がえし・外転)・回外(底屈・内がえし・内転)運動を行う. また, リスフラン関節は前足部の底背屈運動, 回内外運動を行うがショパール関節に比べ可動性は小さい.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。

参考文献