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アブストラクト

Title 第5回 化膿性膝関節炎に対する治療
Subtitle SHORT LECTURE 整形外科の感染制御 CLAP(iMAP・iSAP)の知識と実践
Authors 高野昇太郎, 内山勝文
Authors (kana)
Organization 北里大学医学部整形外科学診療講師 たかの整形外科クリニック院長, 北里大学医学部医学教育研究開発センター 医療安全・管理学研究部門教授
Journal 整形外科サージカルテクニック
Volume 13
Number 4
Page 510-517
Year/Month 2023 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「はじめに」化膿性膝関節炎に対する治療として, 川嶌式持続洗浄装置を用いた持続洗浄の良好な成績が報告されている. 近年, 川嶌式持続洗浄装置が入手できなくなってしまったことを受け, それに代わる新しい治療として関節に対するcontinuous local antibiotics perfusion(CLAP)であるintra-joint antibiotics perfusion(iJAP)が注目されている. 当院でも膝関節周囲感染に対して積極的にiJAPを施行しており, 本稿ではその適応や手術手技などについて解説する. 「適応」化膿性膝関節炎, 特に膝関節周囲に感染が波及し, 大腿骨や脛骨に骨髄炎を伴う症例がよい適応である. また, 膝関節周囲の骨髄炎が主座であり, 膝関節への波及が否定できない場合にも本法を適応している.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。

参考文献

  • 1) 川嶌真人ほか. 関節感染症に対する局所持続洗浄療法. 整・災外. 23(8), 1980, 865-74.
  • 2) 郷野開史ほか. 化膿性関節炎に対する持続局所抗菌薬灌流療法の治療経験. 臨床整形外科. 56(6), 2021, 811-7.
  • 3) Willy C. et al. Closed incision negative pressure therapy: international multidisciplinary consensus recommendations. Int Wound J. 14(2), 2017, 385-98.