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アブストラクト

Title [6] DISHを伴わない胸腰椎骨折に対する治療 (1) 椎体骨折に対するBKP治療, その適応と手技
Subtitle SHORT LECTURE 高齢者の脊椎・脊髄外傷
Authors 戸川大輔
Authors (kana)
Organization 近畿大学奈良病院副院長, 整形外科臨床教授
Journal 整形外科サージカルテクニック
Volume 14
Number 5
Page 606-612
Year/Month 2024 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「1. Balloon Kyphoplasty (BKP)」 1984年にフランスで軸椎血管腫に対して骨セメントを用いた経皮的椎体形成術が初めて施行され, 1987年に報告された. この手術手技は徐々に骨粗鬆症性椎体骨折の治療としても用いられるようになった. しかし骨セメントを注入するこの手技では, 椎体外や血管への骨セメント漏洩の頻度が高く, 骨折椎体の整復が不十分であった. これらの欠点を克服するためにBalloon Kyphoplasty (BKP)がアメリカで開発された. 本邦では2005年からBKPの臨床試験が施行され, 2011年1月から保険収載下で行われるようになり, 現在は広く普及している. 「2. BKPの適応」 BKPは保存治療では十分な効果が得られない骨粗鬆症性椎体骨折, および溶骨性椎体骨折に対 して適応される. 骨粗鬆症性椎体骨折の治療はあくまで保存的治療(装具治療)を基本とする.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。