アブストラクト
| Title | 9 C3骨折の治療戦略, 整復手技 |
|---|---|
| Subtitle | FEATURE 橈骨遠位端骨折 Basic & Master technique [Advanced] |
| Authors | 林悠太 |
| Authors (kana) | |
| Organization | 広島大学医系科学研究科四肢外傷再建学 |
| Journal | 整形外科サージカルテクニック |
| Volume | 14 |
| Number | 6 |
| Page | 721-728 |
| Year/Month | 2024 / |
| Article | 報告 |
| Publisher | メディカ出版 |
| Abstract | 「はじめに」橈骨遠位端骨折に対する骨折観血的手術は整形外科医にとって比較的一般的な手術である. しかし「完全関節内骨折かつ関節内が多骨片にわかれている」と定義されるAO分類タイプC3橈骨遠位端骨折 (以下C3骨折) に対する手術はチャレンジングであり, 他タイプの橈骨遠位端骨折に対する手術と比較して術後合併症発症率が2.6倍高い. 本稿では疫学, 治療戦略, 整復目標と整復方法, アプローチに分けて本骨折を学ぶことで, C3骨折に対する術前プランニングができるようになることを目標とする. 「疫学」C3骨折症例は橈骨遠位端骨折全症例の4.4%程度と頻度は少ないが, 高エネルギー外傷が他タイプの橈骨遠位端骨折より約3倍多く (C3骨折の17%), 開放骨折は約5倍多い (C3骨折の6.5%) と報告されており, 本骨折に関しては骨折だけではなく軟部組織や合併する多発外傷に対するマネジメントも必要な場合がある. |
| Practice | 臨床医学:外科系 |
| Keywords |
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