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アブストラクト

Title 11 1人でする外傷徒手整復法
Subtitle FEATURE JABO/OTC JAPAN×整形surgジョイント企画 骨折の整復方法 整復の作法 : 匠たちの織りなす技 [番外編]
Authors 高畑智嗣
Authors (kana)
Organization 上都賀総合病院整形外科
Journal 整形外科サージカルテクニック
Volume 15
Number 3
Page 361-368
Year/Month 2025 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「はじめに」徒手整復が重要な3種類の外傷に対して筆者が愛用する整復法を紹介し, その有効性を牽引力で検証した. 筆者が愛用する整復法はいずれも1人で行うのが特徴といえる. 1人で行うので助手を探す手間がなく, すぐ施術できる. 助手が介在しないので, 牽引力の方向や緩急を術者の思い通りにできる. 一方, 1人だと牽引力不足が心配されるが, 助手が介在すると助手の力に左右され, 術者と助手の息が合わないと力の無駄使いにもなる. 牽引力の計測は, デジタル吊りはかりを装着した模擬肢に対してさまざまな整復法を行い, 数回計測して最大値を取った. 術者と助手を担当したのは体格の異なる2人の整形外科医で, 医師Aは64歳男性, 体重63kg, 握力50kg. そして医師Bは29歳女性, 体重53kg, 握力34kgであった. 「踵骨骨折」「(1)一般的な方法(大本法)」「方法」患者は伏臥位で膝を90°屈曲し, 助手が大腿後面を両手で押さえる.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。