Title	PART 1 腰部脊柱管狭窄症 骨形成的除圧術
Subtitle	若手医師のための経験すべき "領域別" 手術講座 脊椎
Authors	渡辺航太
Authors (kana)
Organization	慶應義塾大学整形外科准教授
Journal	整形外科サージカルテクニック
Volume	9
Number	5
Page	584-591
Year/Month	2019 /
Article	報告
Publisher	メディカ出版
Abstract	「本手術の基礎知識」後方除圧術は腰部脊柱管狭窄症に対する標準的な外科的治療法である. しかし従来の除圧術では, 傍脊柱筋の広範な剥離による筋萎縮と背筋力低下, 棘突起や棘上/棘間靱帯など後方支持組織の切除による脊柱弯曲異常や椎間不安定性の発生が危惧されてきた. そのため, これらの後方支持組織の温存を目的とした骨形成的除圧術 (棘突起縦割式除圧術) が考案された. 本術式では傍脊柱筋や棘上/棘間靱帯を剥離せずに棘突起を縦割し, 基部で椎弓から切離して術野を展開する. そのため本アプローチでは正中からの広い視野と除圧のためのworking spaceが確保される. 「適応」・十分に保存治療を行った治療抵抗性の腰部脊柱管狭窄症. ・脊柱管内病変を有する腰部脊柱管狭窄症. 椎間孔部や椎間孔外の狭窄例には適応はない. ・除圧椎間に前方すべり, 側方すべりなど, 明らかな不安定性のない腰部脊柱管狭窄症.
Practice	臨床医学：外科系
Keywords

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参考文献