アブストラクト
Title | Q14 脊椎圧迫骨折術後, コルセットはいつまで着けておくべきでしょうか? |
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Subtitle | きほんの特集 あやふや知識をいまのウチに! 整形外科のいまさらギモン スッキリアンサー41 脊椎 |
Authors | 末綱太 |
Authors (kana) | すえつなふとし |
Organization | 青森新都市病院副院長 / 脊椎脊髄センター長 |
Journal | 整形外科看護 |
Volume | 26 |
Number | 3 |
Page | 250-251 |
Year/Month | 2021 / 3 |
Article | 報告 |
Publisher | メディカ出版 |
Abstract | 「脊椎圧迫骨折術後のコルセット装着」 脊椎圧迫骨折の術後療法におけるコルセットの装着期間についてのコンセンサスは得られていません. 一般には術後翌日より硬性装具を装着し, 座位から起立歩行を行い, 約2〜3カ月続けます. その後軟性装具を2〜3カ月, 計4〜6カ月間装着しています. 圧迫骨折した椎体や移植した骨の癒合には, 最低3〜6カ月はかかります. そのため, その間の脊椎の運動を制限するコルセット装着は必要と考えます. 「脊椎圧迫骨折術後の合併症とその予防」 脊椎圧迫骨折の手術にはいろいろな方法が行われています. 椎体形成術, 椎体形成術と後方固定術の併用, 後方固定術のみ, 脊椎短縮術, 脊椎前方再建術(後方固定術の併用もある)などがあります. |
Practice | 看護学 |
Keywords |
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参考文献
- 1) 藤原稔ほか. 骨粗鬆症性椎体骨折の偽関節に対する椎体形成術. 別冊整形外科. 60,2011,88-93.
- 2) 松崎浩巳ほか. ハイドロキシアパタイト(HA)を用いた椎体形成術. 脊椎脊髄ジャーナル. 25(3),2012,189-96.