Title	1 変形性股関節症
Subtitle	きほんの特集 ここまで知っておけば超安心! 股関節の重要疾患 早わかり図鑑 疾患
Authors	大橋慶久
Authors (kana)	おおはしよしひさ
Organization	北里大学医学部整形外科学 助教
Journal	整形外科看護
Volume	29
Number	4
Page	312-316
Year/Month	2024 / 4
Article	報告
Publisher	メディカ出版
Abstract	「どんな疾患?」変形性股関節症は股関節に発症する変形性関節症であり, 股関節痛を引き起こす代表的な疾患です. 骨盤側の寛骨臼と大腿骨側の大腿骨頭における関節軟骨が擦れ合い, 擦り減ることで変形が進行します. わが国では人口の1〜4%程度に発症するとされ, 多くは40〜50歳代に発症します. 原因が明らかでない一次性とさまざまな原因から続発する二次性の変形性股関節症があります. なかでも, 寛骨臼のつくりが浅い寛骨臼形成不全にともなう二次性の変形性股関節症がその大半を占めます. 「病態生理」「疾患の概要」変形性股関節症では, 関節軟骨の変性や摩耗により関節裂隙の狭小化が起こり, 骨棘形成, 骨硬化, 骨嚢胞といった骨構造変化を生じます. これらの変化を基準に日本整形外科学会の変形性股関節症X線像評価により, 前股関節症・初期・進行期・末期に分類できます.
Practice	看護学
Keywords

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参考文献