Title	6 人工股関節全置換術
Subtitle	きほんの特集 患者さんのナットク感が段違い! Best of 患者指導 股関節
Authors	今野朋子
Authors (kana)	こんのともこ
Organization	八王子ひがし整形外科 / 日本運動器看護学会認定運動器看護師3期
Journal	整形外科看護
Volume	29
Number	10
Page	942-947
Year/Month	2024 / 10
Article	報告
Publisher	メディカ出版
Abstract	「術前の患者指導」人工股関節全置換術(total hip arthroplasty:THA)は, 変形性股関節症や関節リウマチ, 大腿骨頭壊死など股関節の機能が著しく低下してしまった際に行われる手術です. 原疾患によって症状の特徴は異なりますが, もっとも対象として多い変形性股関節症でも, 疼痛の程度や可動域制限は患者さんによって異なります. 動作時に股関節の疼痛を生じますが, 進行すると安静時痛や夜間痛を訴えることがあります. また, 可動域制限や跛行, 関節変形による脚長差がみられるようになり, 歩行や立ち上がるといった動作に支障をきたします. 保存療法では体重管理, 運動療法・筋力強化, 温熱療法, 薬物療法がありますが, 改善がみられない場合は手術療法が検討されます. 手術療法でもっとも多いのがTHAです. 軟骨に摩耗や破壊を生じた場合, 骨頭が変形・圧壊した場合に股関節を人工物に置き換え, 除痛効果と歩行能力の改善が期待できます.
Practice	看護学
Keywords

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