アブストラクト
Title | 6 人工肩関節全置換術 |
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Subtitle | きほんの特集 オペがわかれば術後ケアに根拠が持てる! 脊椎・上肢編 動画で学ぶ! 整形外科手術 肩の手術 |
Authors | 門間太輔 |
Authors (kana) | もんまだいすけ |
Organization | 北海道大学病院 スポーツ医学診療センター 助教 |
Journal | 整形外科看護 |
Volume | 29 |
Number | 11 |
Page | 1047-1055 |
Year/Month | 2024 / 11 |
Article | 報告 |
Publisher | メディカ出版 |
Abstract | 「人工肩関節全置換術とは」末期の変形性関節症に対する治療として, 人工関節置換術が選択されます. 変形性肩関節症の原因として, 原因が不明な一次性のものと, 上腕骨壊死や腱板断裂など原因がわかっている二次性のものとに分けられ, 日本では一次性が少なく, 腱板断裂に伴う二次性の変形性肩関節症が多くみられます. 人工肩関節全置換術には, 解剖学的人工肩関節置換術(TSA)とリバース型人工肩関節置換術(RSA)の2種類があります. 多くの場合は前方から侵入し, 三角筋と大胸筋の間から肩関節を展開し, 肩甲下筋および前方関節包を切離し, 肩甲骨関節窩と上腕骨にインプラントを使用します. 骨質が不良な場合, セメントを用いて金属を固定する場合があります. 切離した関節包や肩甲下筋を修復し, ドレーンは必要としないことが多いです. 術後は三角巾や装具を3週間程度用いて, 創部および縫合した組織の修復を待ちます. |
Practice | 看護学 |
Keywords |
- 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。