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アブストラクト

Title 第4回 ロコモの要因とは? (3) 変形性股関節症・変形性膝関節症
Subtitle 連載 患者さんといっしょに取り組む! 整形外科のロコモ予防
Authors 大江隆史, 岸田俊二
Authors (kana) おおえたかし, きしだしゅんじ
Organization NTT東日本関東病院 / ロコモ チャレンジ! 推進協議会, 聖隷佐倉市民病院 / 院長補佐兼手術部長兼骨粗鬆症リエゾンサービスセンター長
Journal 整形外科看護
Volume 30
Number 1
Page 90-93
Year/Month 2025 / 1
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「変形性関節症とは」「下肢の関節症」ロコモティブシンドローム(以下, ロコモ)は運動器の障害による移動機能の低下をきたした状態を指します. 変形性股関節症, 変形性膝関節症は下肢の代表的な関節症性疾患です. 関節症性疾患は関節軟骨の変性によって起こります. それにより関節周囲の骨が変化し, 疼痛などの症状を生じて痛み, 関節可動域障害を引き起こし移動機能の低下をきたします. 変形性股関節症, 変形性膝関節症はロコモの要因になります. 「変形性股関節症ってなに?」変形性股関節症はなぜ起こるのでしょうか? 肥満や加齢のなどの単一の原因がはっきりしない一次性と原因が特定できる二次性に大別できます. 日本では以前より寛骨臼形成不全による亜脱臼性股関節症が多いとされています. それに比べ欧米では一次性変形性股関節症が多いとされてきました. 近年の研究で大腿骨と寛骨臼が衝突(インピンジ)する大腿骨寛骨臼インピンジメント(femoroacetabular impingement:FAI)が一次性変形性股関節症の原因の一つとして注目されています.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。