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アブストラクト

Title 2 胸腔ドレーン
Subtitle 第1特集 ナースのみること・やること サクサクわかる! 消化器ドレーン・チューブ留置中の管理&観察のおさえどころ! 現場のリアルなギモンを解消! コラムつき★ 2 胸腔ドレーン
Authors 山下公太郎
Authors (kana)
Organization 大阪大学大学院医学系研究科 外科学講座 消化器外科学
Journal 消化器ナーシング
Volume 26
Number 6
Page 497-499
Year/Month 2021 / 6
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「まずはこれだけ! 留置部位の要点」「(1)留置部位」「(2)留置の目的・タイミング」●食道亜全摘術後(4〜5日間程度) →胸腔ドレーン留置の目的は, (1)術後出血や肺からのエアリークの情報を得ることと, (2)貯留した液体やエアをドレナージすることです. 胸腔内にエアや液体が貯留すると, 肺が圧迫されて肺の容積が小さくなり, 十分な換気が得られなくなることから呼吸障害が出現するリスクがあります. 特に術後出血には緊急手術などの対応が必要な場合があるため, 注意が必要です. →食道切除術後であれば通常4〜5日で漿液性排液が200mL/日以下まで減少するため, 抜去の目安となります. 「(3)先端の位置」食道切除術後の場合, 側胸部からドレーンを刺入し, 肺の背側を通して先端が肺尖部にくるよう留置することが一般的です. これは術後臥床時に重力の関係で背側に液体が貯留することが多いためです.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。

参考文献

  • 1) 滝沢一泰ほか. ドレーン排液まるわかりノート. 消化器外科NURSING. 21(6),2016,510-20.