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アブストラクト

Title Column 1 術後ドレーンにまつわるギモン
Subtitle 第1特集 ナースのみること・やること サクサクわかる! 消化器ドレーン・チューブ留置中の管理&観察のおさえどころ! 現場のリアルなギモンを解消! コラムつき★
Authors 高橋佑典
Authors (kana)
Organization 独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター 下部消化管外科
Journal 消化器ナーシング
Volume 26
Number 6
Page 516-519
Year/Month 2021 / 6
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「Q1 わずかな"排液色の変化", 見分けるコツはあるの?」「A 排液色は, ドレーン刺入部付近が最も早く変化します!」消化器外科の術後にはさまざまな合併症が起こることがあります. 合併症が起こった際, ドレーン排液の性状に変化が生じることが多いため, 排液色の変化はとても重要な観察項目です. 手術後の出血, 縫合不全, 膵液漏など重篤な合併症はなるべく早く発見し, 素早く処置することが必要だからです. 「排液変化の特徴」ドレーン排液は, 術後出血が起こると血性に, 縫合不全が起こると腸液様や便汁様に, 膵液漏ではワインレッド色などに変化します. 突然の大量の出血ではドレーンから大量の血性排液が出てきますが, そのようなことは比較的まれです. 合併症が起こった初期では, 術後の創部や腹腔内, 胸腔内で起こる変化がわずかである場合も多く, ドレーン排液の性状がはっきりと変化するまでには時間がかかることがあります.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。