~
検索条件をクリア

アブストラクト

Title [9] 低栄養・サルコペニアの患者さん
Subtitle 特集 消化器患者が抱える主な併存疾患と術後のみかた ベッドサイドで使える観察点チェックシートつき
Authors 中野明
Authors (kana)
Organization 千葉大学大学院医学研究院 先端応用外科学
Journal 消化器ナーシング
Volume 29
Number 8
Page 741-745
Year/Month 2024 / 8
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「まずはおさらい! 低栄養・サルコペニアの基礎」低栄養やサルコペニアは, さまざまな病態・術式における予後不良因子であることが報告されています. 低栄養とは「必要なエネルギーの摂取量が不足していること」であり, サルコペニア (sarcopenia) は, 筋肉を意味する「サルコ (sarx) 」と減少を意味する「ペニア (penia) 」を組み合わせた言葉で, 「筋肉量の減少およびそれに伴う筋力減少」を意味します. サルコペニアは加齢が原因の「一次性サルコペニア」と, 低栄養や低活動および疾患に起因する「二次性サルコペニア」に分けられます. 食道がんや胃がんの患者さんを中心に, がん患者さんは術前から栄養状態が悪くなっている場合も多いです. がん患者さんは慢性炎症によるタンパク異化亢進や食欲不振による低栄養が重なり, 二次性サルコペニアに陥りやすいと考えられています.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。