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アブストラクト

Title 1 アレルギー・インフュージョンリアクション
Subtitle Special Feature 特集 消化器がん薬物療法 副作用・有害事象へのあんしんケア 〜ナースができる寄り添いサポート〜
Authors 小森梓
Authors (kana)
Organization 国立病院機構 四国がんセンター 消化器内科
Journal 消化器ナーシング
Volume 29
Number 12
Page 1102-1107
Year/Month 2024 / 12
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「どんな症状?」 抗がん薬の投与に伴い生じる有害反応について, アレルギーやインフュージョンリアクション, アナフィラキシー, 過敏反応, 急速輸注反応など, 文献により用語の使いかたが異なることがあります. 本項では, 主に細胞障害性抗がん薬の投与に対する有害反応をアレルギー, モノクロナール抗体薬の投与に対する有害反応をインフュージョンリアクションとして記載します. アレルギーやインフュージョンリアクションでは, 薬剤の投与後から24時間以内に全身性のさまざまな反応が出現します. 皮膚・粘膜症状(掻痒感や皮膚の紅潮, じんましん, 血管浮腫など/90%以上)や呼吸器症状(呼吸困難感, 鼻閉, くしゃみ, 嗄声, 喘鳴など/40%程度), 循環器症状(胸痛, 動悸, 血圧異常, 不整脈など/30〜35%程度)だけでなく発熱や悪寒, 消化器症状(悪心, 嘔吐, 腹痛など), 筋骨格症状(関節痛, 筋肉痛など), 腫瘍の痛みといった症状もアレルギーやインフュージョンリアクションとして発現することがあります.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。