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アブストラクト

Title (2) 糖尿病治療薬以外の低血糖要因
Subtitle 特集 低血糖を起こさない・重症化しない薬物療法のアプローチ 病態から患者指導まで 患者にスッと渡せるお手軽サイズ説明シートつき [1] 低血糖の病態
Authors 清野弘明
Authors (kana) せいのひろあき
Organization せいの内科クリニック 院長
Journal 糖尿病ケア
Volume 17
Number 10
Page 913-915
Year/Month 2020 / 10
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「はじめに」糖尿病でインスリン治療, 血糖非依存性インスリン分泌促進薬を服用している場合の低血糖では, ほかの薬剤投与によって代謝酵素の関係でインスリン分泌作用が増強される場合があります. また内分泌疾患などで低血糖を起こす場合があるため, 代表的疾患について概説します. 「低血糖を起こす糖尿病治療薬以外の原因」「1. インスリン治療患者での抗インスリン抗体による低血糖」インスリンアナログ製剤の進歩によって, 外因性のインスリンに対する抗体のために予想もしない高血糖と低血糖が誘発される場合があります. 皮下投与したインスリン製剤にインスリン抗体が結合すると, インスリンの血糖低下作用がブロックされ高血糖となります. この抗体からインスリンが離れると, インスリン作用が急に起こり, 急激な低血糖が現れます.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,199円(税込) です。

参考文献

  • 1) 佐藤愛ほか. インスリン抗体陽性2型糖尿病にGLP-1受容体作動薬が有効で, 持続血糖モニターで評価した1例. 糖尿病. 55(6), 2012, 398-403.
  • 2) 内潟安子. インスリン自己免疫症候群の新知見. 糖尿病. 54(12), 2011, 877-9.
  • 3) 長峯美穂ほか. 特発性反応性低血糖の1症例. 糖尿病. 48(12), 2005, 855-8.