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アブストラクト

Title 1 食道閉鎖
Subtitle 特集 NEO Speciality 早期発見! 搬送・紹介のタイミングもわかる 新生児の外科疾患10
Authors 阪龍太
Authors (kana) さかりゅうた
Organization 国立病院機構福山医療センター小児外科医長
Journal with NEO
Volume 34
Number 2
Page 260-263
Year/Month 2021 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「見逃してはいけない症状・所見, 診断のポイント」・出生前診断が可能な症例は3分の1〜半数程度であり, 出生後に診断される症例が多い. ・Gross分類が用いられ, E型を除き出生後速やかに症状が出る. ・6割程度の症例に妊娠中の羊水過多が認められる. ・泡沫状唾液の流出, 哺乳中・後のむせやチアノーゼは食道閉鎖の特徴的な症状である. ・胃内吸引を行おうとするとチューブが進まず, 口腔に戻ってくる. X線撮影が可能な施設であれば, 経鼻胃管を押し込んだ状態でX線を撮影するとコイルアップサインがみられる. ・診断が遅れた場合には肺炎を来し, 新生児肺炎として搬送されることもある. 「コンサルトのタイミング, 搬送前・搬送時のポイント」・泡沫状唾液, 哺乳中・後のむせやチアノーゼを認めたら, 小児外科のある施設にすぐにコンサルトする. 後述の通り早期手術が必要となるため, 相談することをためらわない.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,749円(税込) です。

参考文献