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アブストラクト

Title 18 神経
Subtitle 第1・2特集 "with NEO" Update 臨床力アップにつながる 新生児の必須知識テスト 新生児科研修医向け
Authors 津田兼之介
Authors (kana) つだけんのすけ
Organization 名古屋市立大学小児科病院助教
Journal with NEO
Volume 35
Number 1
Page 127-131
Year/Month 2022 /
Article 報告
Publisher メディカ出版
Abstract 「1 脳室内出血(IVH)」早産児(特に在胎27週未満の超早産児)は, 上衣下胚層の解剖学的特徴(脆弱な血管壁/動脈境界領域のため低酸素性の組織障害を受けやすい/静脈うっ滞を来たしやすい血管走行)に加え, 脳血流の自動調節能が未熟であるため脳室内出血(intraventricular hemorrhage;IVH)を起こしやすい. 低血圧, 容量負荷, 高・低二酸化炭素血症, 代謝性アシドーシス, 敗血症など, 血圧変動に影響を与える因子は多岐にわたる. IVHに伴う脳実質内出血(Papile分類 Grade IV)は上衣下胚層の出血で髄室静脈灌流が障害され, 脳実質にうっ血が起こることで生じる静脈性出血性梗塞が原因の一つと考えられている. 「2 脳室周囲白質軟化症(PVL)」脳室周囲白質軟化症(periventricular leukomalacia;PVL)は早産児の脳室周囲深部白質に壊死や嚢胞形成などの特徴的な病変を形成し, 痙性両麻痺や痙性四肢麻痺を来す疾患である.
Practice 看護学
Keywords
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参考文献

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